X（旧Twitter）でダイレクトメッセージ（DM）を送信することは、フォロワーや知人と直接やり取りする手段として非常に便利な方法です。
しかし、DMを送ろうとしたときに「送信できない」「送信エラーが出る」などの問題が発生することもあります。
本記事では、XでのDMの正しい送り方と、送信できない場合の原因および解決方法について詳しく解説します。
X（旧Twitter）のDMを送信するための基本条件
XでDMを送信するには、いくつかの基本的な条件を満たす必要があります。この条件を理解しておくことで、スムーズにメッセージをやり取りできます。
相手が自分をフォローしていること
DMを送信するための基本条件は「相手が自分をフォローしていること」です。
自分が相手をフォローしているだけでは送信はできず、相手からのフォローも必要です。両方が相互フォローしている場合は、問題なくメッセージを送信できます。
相手が全員からのDMを受け付ける設定にしている場合
Xでは、フォローしていない人からでもDMを受け取る設定ができる機能があります。
この設定が有効になっている場合、フォロワーでなくてもDMを送信することができます。ただし、この設定はデフォルトで無効になっているため、受信できる相手は少ないです。
過去に一度でもDMをやり取りしている場合
相手がフォロワーでない場合でも、過去にDMでやり取りしたことがある相手には再度DMを送信できます。
初めてメッセージを送るときには上記の条件を満たしている必要がありますが、一度やり取りした相手とはフォロー状態に関わらずメッセージのやり取りが継続可能です。
DMが送信できない場合の主な原因と解決方法
DMが送れないときには、いくつかの原因が考えられます。以下にその主な原因と解決策を紹介します。
相手が自分をフォローしていない
DMの送信ができない理由として最も一般的なのが、相手が自分をフォローしていないケースです。フォロー関係の有無は、メッセージ送信における最も基本的な条件です。この場合は以下の方法で解決を試みることができます。
- リプライやメンションでフォローを依頼：相手が興味を持つようなメッセージを送ることでフォローを促します。
- 相手にフォローバックしてもらう：相手が自分のアカウントに気づいていない場合もあるため、さりげなく自分をアピールするのも一つの方法です。
相手がブロックしている場合
相手が自分をブロックしていると、DMはもちろん、プロフィールの閲覧やリプライもできません。ブロックされているかどうかを確認するには、相手のプロフィールにアクセスするのが一般的です。ブロックされている場合は、プロフィール画面にアクセスしたときに「ユーザーをブロックしています」という通知が表示されます。
- ブロック解除を依頼する：ブロックされている理由が特定でき、誤解である場合はリプライや他のSNSでのメッセージを通じて解除を依頼します。
- アカウントを整理する：自分の投稿内容や活動を振り返り、ブロックされた原因を考えて改善することも重要です。
相手が「認証済みアカウント」からのみメッセージリクエストを受け付ける設定
相手が認証済みアカウント（青チェックマークがついているアカウント）からのメッセージのみ受け付ける設定にしている場合、未認証アカウントからのメッセージは送信できません。2023年7月にこの設定がデフォルトで変更され、認証済みアカウントのみがメッセージを送れるようになっている場合があります。
- 相手に設定を確認してもらう：DMでのやり取りが必要な場合には、設定を見直してもらうようにお願いすることが解決策です。
- 認証済みアカウントにする：必要に応じて自分のアカウントを認証済みとし、信頼性を高めることも検討できます。
自分のアカウントに電話番号が未登録
一部のユーザーは、セキュリティの観点から電話番号が登録されていないとDMが制限されることがあります。この場合、電話番号を登録することで制限が解除される場合があります。
- 電話番号を登録する：アカウント設定から電話番号の追加を行うことで、セキュリティが強化され、DM送信がスムーズに行えるようになります。
- 他の認証方法を試す：電話番号登録に抵抗がある場合は、二段階認証などのセキュリティ強化方法を検討し、DMが制限されないようにします。
DM送信数の制限
DM送信には、スパム行為を防止するための上限が設定されています。一般ユーザーでは1日あたり500通までのDM送信が可能ですが、短期間に同一内容やリンクを繰り返し送信すると、スパムとして認識されて送信が制限される場合があります。
- 送信内容に変化をつける：同じメッセージを何度も送信せず、個別に内容を工夫することでスパム判定を避けられます。
- 送信頻度を抑える：短時間に多数のDMを送信せず、適度な間隔を空けることでスパムと認識されにくくなります。
アプリやサービスの不具合
Xのアプリや通信環境に問題がある場合、DMが送信できないことがあります。アプリが古いバージョンのままだと不具合が発生しやすいため、最新バージョンに更新するのが推奨されています。
- アプリの再起動：一度アプリを閉じてから再起動することで、送信エラーが解消されることがあります。
- 最新バージョンに更新：Google PlayやApp Storeから最新バージョンに更新すると、最新の機能が反映されて問題が解決されることが多いです。
- 通信環境の確認：Wi-Fiやモバイルデータ通信の状況が悪い場合も送信エラーが出るため、通信環境を見直してから再度送信を試みます。
まとめ
X（旧Twitter）でのDM送信がうまくいかない場合、原因を特定して適切な解決方法を試すことで、スムーズなメッセージのやり取りが実現します。
- フォロー状態を確認：相手が自分をフォローしているかを確認し、フォロー関係を整えることが基本です。
- ブロック状況や設定の見直し：相手がDM受信設定をしているか、ブロックされていないかを確認し、適切に対処しましょう。
- アプリやアカウントの管理：通信環境やアカウントの設定を見直すことで、送信トラブルを予防できます。
DMを活用してXでのやり取りを快適に行うために、これらのポイントを押さえてトラブルの際には対処していきましょう。