X（旧Twitter）では、ユーザーが過去のツイートを遡る際に、3200件という閲覧制限が設けられています。しかし、過去のツイートを調べたいときや、特定の内容を確認したいときには、この制限が大きな障害となります。そこで、本記事では3200件を超えて過去のツイートを閲覧するための具体的な方法について詳しく解説します。
これから紹介するいくつかの手法を活用することで、X（旧Twitter）で過去のツイートを効率よく検索・閲覧できるようになります。是非参考にして、目的のツイートにアクセスしてください。
検索コマンドを使用して古いツイートを探す方法
Xには強力な検索機能があり、この検索機能を使いこなせば、3200件を超えた古いツイートも簡単に見つけることができます。特定のユーザーのツイートを日付で絞り込むために、検索コマンドを利用する方法があります。
基本的な検索コマンドの使い方
検索コマンドを使用すると、特定のユーザーの過去のツイートを効率的に探し出すことができます。たとえば、以下のような形式で検索を行います。
from:ユーザー名 until:指定した日付
このコマンドを使用すると、指定した日付以前のツイートが表示されます。
具体例として、from:applipo_jp until:2020-12-31と入力すると、2020年12月31日以前のツイートが一覧表示されます。こうすることで、古いツイートも3200件以上遡ることができます。
より詳細な検索方法
特定の期間のツイートをさらに細かく絞り込みたい場合、sinceとuntilを組み合わせた検索コマンドが有効です。以下の形式で検索を行います。
from:ユーザー名 since:指定した日付 until:指定した日付
これを利用することで、特定の期間内に投稿されたツイートを表示できます。
例えば、from:applipo_jp since:2019-01-01 until:2019-12-31と検索すると、2019年1月1日から12月31日までのツイートを確認することが可能です。これにより、目的に合った期間のツイートに絞り込むことができます。
この検索コマンドは、特定のイベント期間中のツイートやキャンペーン投稿を探す際に非常に便利です。キーワードを併用すれば、さらに精度の高い検索が可能となります。
キーワード検索の併用
特定の内容に関連するツイートを見つけたい場合、キーワードを組み合わせて検索すると効果的です。たとえば、以下のように検索します。
from:ユーザー名 "キーワード" until:指定した日付
このように入力することで、特定のキーワードを含むツイートを日付で絞り込んで表示できます。
たとえば、from:applipo_jp "リリース" until:2020-12-31と検索すれば、2020年12月31日以前に「リリース」という言葉を含むツイートだけが表示されます。これにより、大量のツイートの中から必要な情報を効率的に見つけることができます。
Twitterアーカイブを利用して全ツイートをダウンロードする方法
Twitter（現X）では、ユーザー自身のツイート履歴を一括でダウンロードする機能が提供されています。この機能を利用することで、過去の全ツイートを3200件に限らず確認することが可能です。
アーカイブをダウンロードする手順
アーカイブをダウンロードするには、Xの設定メニューから簡単にリクエストを行うことができます。手順は次の通りです。
- Xの設定メニューを開く
ホーム画面から右上のアイコンをタップし、「設定とプライバシー」を選択します。 - 「アカウント」を選択
「アカウント情報」メニューの中にある「Twitterデータ」をクリックします。 - 「データアーカイブをリクエスト」
ここから「データをダウンロード」を選択し、確認コードを入力してリクエストを送信します。 - メールで届くリンクを確認
数時間から数日後にメールで届くダウンロードリンクを開き、アーカイブを取得します。
ダウンロードしたアーカイブには、これまでのすべてのツイートが含まれており、3200件を超えた過去のツイートも確認できます。テキストデータとして保存されているため、簡単に検索をかけて特定のツイートを探し出すことも可能です。
サードパーティーツールを活用して古いツイートを管理する方法
Xの標準機能に加え、外部ツールを活用することで、さらに効率的にツイートを管理することができます。サードパーティーツールを使用すれば、X上の制限を気にせずに古いツイートも閲覧可能です。
おすすめのツール
以下のサードパーティーツールを使うことで、3200件を超えたツイートの管理や検索が容易になります。
- Circleboom
Circleboomは、過去のツイートを一括で管理・検索できるツールです。直感的なインターフェースで、特定のキーワードや期間を使ったツイートの絞り込みが可能です。 - AllMyTweets
こちらは、X上のすべてのツイートを一度に表示してくれるツールで、3200件以上のツイートを一覧で確認できます。検索機能を活用することで、古いツイートにも簡単にアクセスできます。
これらのツールを利用することで、X上でのツイート管理が一層効率的になり、3200件という制限を気にせずに古いツイートも確認できます。
Wayback Machineを使用して削除されたツイートを閲覧する方法
過去に削除されたツイートや、現在では閲覧できない古いツイートを見たい場合、Wayback Machineを使用するのが有効です。
Wayback Machineの使い方
Wayback Machineは、インターネット上のページを過去のスナップショットとして保存しているアーカイブサービスです。
これを利用すれば、ツイートが削除されたり、アカウントが閉鎖された場合でも、過去に公開されていた内容を確認できます。
- Wayback Machineのウェブサイトを開く
まず、Wayback Machineにアクセスします。 - URLを入力して検索
ツイートのURLを入力すると、そのページが過去に保存された日付の一覧が表示されます。興味のある日付を選んでページを表示します。
この方法により、削除されてしまったツイートや過去の状態を確認することができ、公式検索では見つからない情報にアクセスすることが可能です。
まとめ
X（旧Twitter）で3200件を超えるツイートを閲覧する方法は、複数存在します。
- 検索コマンドを使って日付を絞り込む
- アーカイブをダウンロードして全ツイートを確認する
- サードパーティーツールを活用する
- Wayback Machineを使って削除されたツイートを探す
それぞれの方法にはメリットがあり、状況に応じて最適な方法を選択することが重要です。過去のツイートにアクセスする必要がある際は、ぜひこれらの方法を試してみてください。